高級レンズどんな価値があるの?

カメラボディとセットになっているキットレンズと高級レンズの違いは「どんなユーザーに向けて作られているのか」です。

キットレンズのユーザには手頃な値段で写真を楽しんでもらうための工夫がされています。価格を抑える一方で性能を確保する、相反するテーマのバランスの答えがキットレンズです。一方高級レンズは光学性能を追求することでより深く写真を楽しむことができるよう設計されています。明るさやシャープさ歪みの除去といった光学性能やオートフォーカスの速度や手ブレ防止の追従性といった機構的な性能を極限まで追求しています。

キットレンズと高級レンズの比較表

キットレンズ 高級レンズ
価格 手頃 高価
光学性能
大きさ 小さい 大きい
重量 軽い 重い
フルサイズ対応 ×

キットレンズの特徴

キットレンズは手頃な価格で一眼レフらしい写真の撮影ができることが設計のテーマです。スマホのカメラやコンパクトデジカメに比べるとズームレンズ付きのデジタル一眼レフはピント合わせや映る範囲の調整が素早く楽にできます。写真撮影に付き物のピント合わせの時間待ちやもっと寄りたい、もっと引きたいといった画角の調整に気をわずらわせることなく撮影を楽しむことができます。

キットレンズは女性やお年寄りにも使いやすいようAPS-Cサイズの撮像素子専用の設計に最適化することでレンズを小さく軽くすることができます。長時間持ち歩いても負担にならない重量に抑えています。
価格を抑えるために特殊なガラスや非球面ガラスといった高価に借りがちな素材の使用を控えています。

 

高級レンズの特徴

高級レンズはフルサイズボディを使うユーザー向けにフルサイズで設計されています。APS-Cサイズのボディにも使用できます。APS-Cサイズのボディでは焦点距離が1.5倍または1.6倍になります。(20mmなら30mm、50mmなら75mm)

光学性能を最優先に設計されています。光をより多く取り入れるための大口径、よりシャープな画像を作るための特殊な素材のガラスや非球面レンズなど。より素早いピント合わせ、より高い手ブレ防止機能でユーザーの撮影をサポートします。耐久性の高いモーターや機構部に加え防塵防滴機能を持ち永い間のユーザー使用に応えます。

それぞれに得意な撮影シーン

キットレンズは万能選手

キットレンズは広角から望遠まで一般的なユーザーが求める画角、焦点距離をサポートしています。運動会やイベントといった晴れた日の屋外の撮影、、日差しが差し込むような明るい室内などでは気持ちよく撮影できます。
日中、散歩や公園などでの花や風景といった街角のスナップ、動物やこどもなどの動く被写体のポートレートにも最適です。

高級レンズは暗いところや絵作りが得意

望遠域でもF値が小さく明るいレンズが多いので体育館で暗幕を閉め室内照明で行われるような球技や武道の撮影に向いています。フラッシュの点灯が禁止されるような状況でもより低感度で撮影が可能です。
ピント合わせの時間が短いのでスポーツの他、野鳥や野生動物の撮影に向いています。
レンズのコーティングによりレンズ内の反射をより小さくしています。ゴーストやフレアと呼ばれる光が映り込むことを抑え、太陽や光源を直接取り込む構図を使うことができます。
F値が小さいため絞りを大きく開けると背景をぼかして被写体を際立たせより印象的な写真が取れます。

今日のかんたんまとめ

キットレンズは手軽にデジタル一眼レフカメラでの撮影を楽しみたいユーザー向けに価格や大きさ重量を抑えて作られてります。高級レンズはこだわって絵作りをするユーザーや難しい条件下での撮影に向いています。

あらためてまとめてみて、キットレンズの価値の高さを実感しました。

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